外用薬について | 薬についての知識を身に付けましょう

薬にまつわる素朴なギモン

外用薬について

外用薬を使用するというと、傷口に塗る場合やアトピーなどの場合が考えられます。

外用薬の種類はさまざまで、軟膏剤やクリーム剤、ローション剤やスプレー剤などがあげられます。その時々の症状に合わせて医師が判断して処方するものではありますが、それらの違いについて知り、知識として身に着けておきましょう。


軟膏剤について

軟膏剤は、一般的な塗り薬として知られています。ワセリンや流動パラフィンなどの疎水タイプと、クリームなどの親水タイプがあります。

疎水タイプの特徴としましては、かさぶたを軟化させる作用や皮膚を保護する作用などがあげられます。ベタベタすることもあって使用感はそれほどよくありませんが浸透性に優れていて低刺激とあって、幅広く使われている外用薬です。


クリーム剤について

クリーム剤は軟膏剤の親水タイプで、乳剤性基剤と水溶性基剤、懸溺性基剤の3種類にわけられます。乳剤性基剤はさらに水の中に油が分散した水中油型基剤と油の中に水が分散している油中水型基剤にわかれていて、一般的には油中水型基剤の方が水中油型基剤よりも刺激が低いと言われています。

クリーム剤は薬を塗っていることが判りにくいこともあって、顔などに用いられる場合も多く、美容的に優れていると言えます。


ローション剤について

ローション剤もまた乳化性ローション剤と懸溺性ローション剤、溶液性ローション剤の3種類にわけられ、いずれも防腐剤が添加されています。懸溺性ローション剤は液体の中に粉末薬が入った合剤ですので、使用する際はしっかりと振ることをおススメします。


スプレー剤について

スプレー剤は、広範囲に手軽に使うことができますが、火のあるところでは使えませんので注意が必要です。


外用薬の使用法用

外用薬の使用法用は医師の指示をしっかりと守りましょう。特にステロイド剤などは医師の指示よりも少なめに使用する方もいらっしゃいますが、そうすると症状が長引くこともありますので、たっぷりと塗るように指示されたのであればたっぷりと塗りましょう。そうでないと十分な効果が得られずダラダラと塗り続けることにもなりかねませんので注意が必要です。

塗るタイミングとしましては、お風呂上りがおススメです。お風呂上りは最も皮膚が清潔な状態ですし、血行が良い状態ですので薬剤の効果が十分に得られると言えます。保湿剤に関しましてはお風呂から出て5分以内に塗ることをおススメします。慣れるまでは面倒に思うかもしれませんが、効果が期待できますので習慣にしていきましょう。

痒みを伴う皮膚の疾患は、他人の想像以上に辛いものです。アトピー性皮膚炎やニキビ、乾燥による痒みや蕁麻疹など、その症状はさまざまだと言えます。症状によっては生活習慣や食生活を見直すことも大切ですが、皮膚疾患に外用薬は欠かせません。専門医を受診して症状に合った外用薬を処方してもらって症状の改善に努めましょう。 症状によっては長く付き合っていかなくてはならない場合もあります。かかりつけの病院を見付けて薬を処方してもらうことをおススメします。自身に合った薬を処方してもらって、健康な肌を手に入れるよう心がけましょう。