薬の形状について | 薬についての知識を身に付けましょう

薬にまつわる素朴なギモン

薬の形状について

薬の形はさまざまです。それぞれが正しく効果を発揮することができるようにするためで、目的に合わせた形に作られています。

薬を飲むなら少しでも早く効果が現れてほしいですし、少しでも長く効果が持続してほしいと言えます。そういったことを考慮した上でその時の症状に最適な薬が処方されますので、処方されたものを服用することをおススメしますが、どうしても難しい場合は薬剤師に相談してみましょう。


内用薬

内用薬とは口から飲む薬のことです。内用薬の種類はさまざまで、シロップ状のものやカプセル状のもの、粉薬や錠剤などがあげられます。その中でも粉薬や錠剤は最もよく使われている薬だと言うことができます。

粉薬は数種類混ぜて調剤することが可能ですし、量の調節が可能なことから年齢や体重に応じた量を処方することもできます。また、錠剤やカプセル状のものと比較した場合、速く体内に吸収されるといった特徴もあります。

錠剤は、苦味を隠すためにコーティングされているものや段階的に溶けていくようにしているものなど、工夫されているものが多いと言えます。また、長期保管が可能ですし、携行しやすいといった特徴もあります。錠剤が苦手な方も多いと思いますが、一口では飲みにくいからといって砕いたりしてはいけません。砕いても効果が変わらない薬もありますが、コーティングされている薬などは胃ではなくて腸で溶けるようにしているものもあります。

同様の成分で違う形状のものがあれば変更してもらえる可能性もありますので、自己判断には注意が必要です。服用が困難な場合は薬剤師に相談することをおススメします。


外用薬

外用薬とは、皮膚や鼻、目などに使う薬のことです。皮膚には塗り薬や軟膏、鼻には吸入剤、目には点眼剤などが使われます。

点眼剤をさすときは、出来る限り目から離しましょう。人間の表皮には多数の雑菌がいますので、まつ毛も含めて触れないように気を付ける必要があります。また、他人との貸し借りは雑菌のリスクがありますのでおススメできません。

他にも、目薬をさした後はまばたきをしてしまう方が多いと思いますが、これは、目薬が鼻涙管に流れ込んでいってしまいますのでやめましょう。目薬をさした後は、まばたきをするのではなくて、1分間くらい静かに目を閉じることをおススメします。

仕事などでパソコンを使うことが多い方など、日常的に目薬をさす方も多いと言えますが、気を付けないと危険を伴いますので意識しておきましょう。


注射薬

注射薬とは、筋肉や皮膚や血管に直接入れる薬のことで、注射や点滴のことです。内用薬と比較すると作用発現が速く、速効性があると言えます。

子どもは特に薬を嫌がる場合が多いと言えます。そんな時はまず少量の水で溶かしてみてスポイトやスプーンで飲ませてみましょう。この時、時間をおきすぎると苦味が出てくる可能性がありますので、なるべく早く飲ませることがポイントです。

また、好きな物に混ぜてしまうのもおススメです。アイスクリームやシャーベットなど、なるべく味が濃いものだと薬が混ざっていることが分かりにくくなると言えます。

ジュースなどで酸味があるものの場合は相性が悪い場合もありますので、薬剤師に相談してみましょう。