更年期障害と薬について | さまざまな症状と薬の関係

薬にまつわる素朴なギモン

更年期障害と薬について

更年期障害にはどういった薬が有効なのかをご存じでしょうか。更年期障害と聞くと女性のイメージがありますが、男性にも起こり得る症状ですので、いざと言う時のためにも正しい知識を身に着けて役立てましょう。


更年期障害の症状

更年期障害の症状としましては、ほてりや発汗、イライラやめまい、疲労や不眠、動悸や息切れなどがあげられます。男性の場合はこれにEDの症状などが加わると言えます。

インターネットの普及に伴い自分が更年期障害かどうかをチェックすることのできるサイトなどもありますので、気軽に試してみることをおススメします。


ホルモン療法

ホルモン療法には飲み薬を用いた方法と貼り薬や塗り薬を用いた方法があります。 飲み薬の種類としましては、プロゲステロン単剤とエストロゲン単剤、これらを合わせた配合剤の3種類があげられます。また、飲み薬は胃腸から吸収されると肝臓を通って血液に取り込まれるため、胃腸や肝臓に負担がかかる場合があります。そのため、胃腸の調子が良くない方には服用をおススメできません。

貼り薬や塗り薬にはどういったものがあるのかと言いますと、エストロゲンとこれにプロゲステロンを配合したものがあります。飲み薬と比較すると、成分が皮膚から直接血液に取り込まれることもあって、胃腸や肝臓に負担をかける可能性が低いことで知られています。ただ、かぶれや痒みを伴う場合がありますので、皮膚が弱い方は気を付ける必要があります。


漢方薬での治療

漢方薬での治療も更年期障害の症状の改善におススメです。ホルモン療法が合わない場合や多くの更年期障害の症状を伴う場合などに用いられる傾向にあると言えます。


抗うつ薬・抗不安薬での治療

抗うつ薬・抗不安薬は、ホルモン療法が効かない方や主な症状が精神的なものの方に用いられます。薬を服用して人に話を聞いてもらうことによって、症状が緩和されると言えます。精神が安定していないと身体的な健康も損なわれる場合がありますので、医師の指示に従って薬を服用し、心身共に健康な生活を送るように努めましょう。


男性の更年期障害について

男性の更年期障害は、女性の閉経を基準とした更年期障害の区切りとは異なり、始まりや終わりがわかりにくいこともあって気が付くのが遅くなってしまう傾向にあります。

とはいえEDの症状などがある場合は気が付くキッカケになりますので、相談してみることをおススメします。EDの症状にはバイアグラなどの治療薬を服用しなくてはなりませんし、他にも男性ホルモンが低い場合はそれを補充する必要があります。更年期障害の症状が疑われる場合は、専門医を受診して医師の指示に従いましょう。

自分が更年期障害だという現実を受け入れたくないという方も多いと思いますが、今は比較的早い段階で症状があらわれる人も多い傾向にあります。現実を受け入れて自分に合った方法で症状を緩和させていきましょう。 一部の漢方薬を除いては健康保険が適用されますし、ジェネリックの医薬品などもありますのでそれほど負担はかかりません。薬を服用して更年期障害と向き合い、受け入れていくことこそが健康な毎日への近道ですのでおススメします。