妊婦と薬について | さまざまな症状と薬の関係

薬にまつわる素朴なギモン

妊婦と薬について

妊娠していることに全く気が付かないで薬を服用してしまったという人も多いと思います。薬による赤ちゃんへの影響に関しましては妊娠週数によっても異なりますので、まずは正しい数え方を学びましょう。

最終月経の開始日が0週0日になり、分娩予定日は40週0日になりますが、実際には最終月経の後にある排卵時に妊娠が成立することを考えると、現実には妊娠1週6日までは妊娠が成立していないことになります。

妊娠期間は長いので、正しい知識を身に着けてゆったりとした気持ちで過ごしましょう。心配のし過ぎは母体にも胎児にもよくありません。何か不安なことがある場合はすぐに専門医に相談して不安を取り除きましょう。


妊娠4週未満

妊娠4週未満は胎児の器官形成が始まっていなくて、薬の影響を受けた受精卵は着床しなかったり流産してしまったり修復されたりする時期だと言えますが、残留性のある薬の場合は注意が必要です。


妊娠4週から7週まで

妊娠4週から7週までは胎児の期間形成がされる時期ですので、奇形という観点におきましては絶対過敏期だと言えます。


妊娠8週から15週まで

妊娠8週から15週までは主な器官の形成は終わっていますので、奇形という点では絶対過敏期が過ぎていることもあり安心できると言えます。とはいえ奇形を起こす心配が全くないわけではありませんので注意が必要です。


妊娠16週から分娩まで

妊娠16週から分娩までは奇形の心配はそれほどありませんが、薬剤は胎盤を通過していくため胎児の機能的な発育や子宮内での死亡、分娩後の新生児適応障害といった心配が考えられます。


授乳期

授乳期にも注意が必要です。無事に出産を終えて気が抜けてしまいがちですが、薬は母乳へと移行してしまうので引き続き注意が必要になります。


体調管理

体調管理は妊婦さんに限らず大切なことです。規則正しい生活やバランスのとれた食生活は心身の健康に繋がります。また、自分に合ったストレス解消方法を知ることも大切です。専門医に処方してもらった薬であれば安心して飲むことができますが、まずは自分自身の生活について見直してみましょう。

妊娠中は何かとデリケートになり、薬の服用にも慎重になる方が多いことでしょう。しかし、正しい知識を身に着けておけばいざと言う時にも安心です。産婦人科で処方された薬であれば問題ありませんので、時には薬を服用して症状を改善させることをおススメします。

妊娠期間は長いので、さまざまな状況が想定できます。風邪もひくでしょうし、感染症にかかってしまうことも考えられます。薬を飲んでしまったからといってすぐに中絶するというのではなく、専門医に相談して余計な心配をしなくてすむようにしましょう。

自己判断で市販薬を購入するよりも専門医に相談して適切な薬を適切な量処方してもらうことをおススメします。飲まないですむにこしたことはありませんが、もしもの時は相談して症状の改善に努めましょう。

正しい知識を身に着けて置けば安心です。妊婦に与える薬の影響について知ることは大切なことです。そうすることが自分自身やお腹の赤ちゃんにとっても重要なことですので意識しておきましょう。